環境保全

 

きれいな湖

きれいな湖。昔ながらの小川。そしてそこで獲れる魚や魚介類のと農産物とのおいしい関係、農産物と川の太古からの循環と共生(繰りなす作用)、それを取り戻すにはどうしたらよいか、私の最初の取り組みは湖の水の浄化に取り組むにはどうしたら良いだろか?湖や川に負荷を与えない農法がどうしたらよいのか?私の最初のテーマーでした。

先ずデーターを取ろうということで川を流れる水の汚染調査から始まりました。青年団活動を仲間とともにCOD調査や湖に注ぐ川の水をどうしたら汚すことなく進めることができるのか最初の取り組みでありました。

私の有機農業の取り組みもこの頃から始まりました。

私達の川。湖のイメージは汚れを飲み込み浄化してくれる能力があると信じて川に汚物や自分達の身の回りにあっては困るものを川に流して常に水に流そうとしてきたのでした。

つい20年前頃まで川は食べ残しの残飯や川に流すのが当たり前のような習慣があったのです。

このことに疑問を感じて私達は昔の三方五湖を取り戻したい。

三方五湖浄化推進協議会を立ち上げて湖の護岸のゴミ拾いを始めました。仲間が毎月ゴミ拾いに参加してゴミを拾った後はEM活性液を湖に流し込み三方五湖がアオコや富栄養化による湖汚染を排除しようとしました。それぞれ家庭での流しに使用する活性液を頂いて早朝行事を終えたのです。毎月会える仲間とともにこの活動が少しでも長く続くことが出来ることを願っています。

私達の仲間は三方町の住みよい街づくり委員の仲間でもありましたから、湖を浄化するにはどうしたらよいか一晩中話し合いをしたものです。

その中で私はどうしたらよいか考えて自分の取り組む農業も化学肥料や農薬を使わない農法の転換を図ってまいりました。

最初は2000年の25アールのコシヒカリ栽培に挑戦しましたが最初の1年は惨憺たる状況でこんな大変なことをどうして始めたんだろうかと情けなくなりましたが、仲間の〈五湖有機の会〉激励に支えられれてようやく2年目から収穫物が出来て本当に嬉しく思いました。有機農業の生産物はJASの検査を受けて流通するわけですがその検査が無事と売りお米が販売できたときこれからの農業はこの方法でなければいけないと考え以来栽培面積や栽培品種を増やしてまいりました。今は作業内容や事務手続きなどを考えると夫婦2人で行うには限界に近い米で2ヘクタール梅4アール野菜40アールまでになりました。

私が農業を本格的に始めたのは定年後今までやりたかったことを中心に組立てたイメージが膨らんだことでした。

よしむら農園の目標

1)  楽しく農業をする。どんな作物でも嫌々作ってはろくなものが出来ない。好きになれるような農業をやりたい。そんな願いで始めたのがアイガモ農法でした。アイガモ農法は動物と共生する稲つくりでその魅力に取り付かれ子供達に放鳥体験に招待して農業の理解を得るためのお手伝いもお願いしました。又古代米を栽培して古代米の魅力と健康に必要なポリフェノールの含んだ作物の生産をすることによりみんなの健康管理が出来れば良いと考えています。

2)  楽しく田舎を見る(田舎の原風景・自然) 私の住む地区や若狭町は山あり野があり川があり湖がありさらに日本海まである素晴らしい自然の宝庫です。その自然を良さを街の人に言われて気づくことが多い。又田舎の原風景を残して生きたい。そんな願いを込めてハスプロジェクトというボランテアグループを立ち上げました。ラムサール条約に登録された三方五湖にいたハスという魚を探そうその魚を保護しようと始めた活動です。若い人を中心に60名あまりの熱心なグループに成長して、3年間会長を勤めさせていただきました。近頃キッズハスプロとして小学生の熱心な仲間も出来ましてその成長ぶりやこれからの環境活動の主役を登場に頼もしいもの感じています。

3)  楽しく遊ぶ。私達は遊び心を持たないとヤッテられない。折角農業をするんだから遊ぶことをしなきゃ損。そのことが遊び心を注ぐネタ探しになり始め。私の有機の田んぼにはいろんな生き物がいることが分りその勉強にも弾みが出来ました。田んぼの生き物の小さいものがミジンコやイトミミズであるとするとそれの生き物を餌とする小動物(おたまじゃくしや水生昆虫・稚貝など)が育ち更に小動物を目当てに中動物などやそれを媒体としてお米つくりも出来る。そんな循環と共生のシステムの素晴らしさに気づきました。このことが子供達への環境学習のお手伝いをすることになりました。

4)  楽しく料理する。スローフードを勉強することが大切だと聞かされて、自然からの恵をどのような形で料理するかもっとも重要なかと感じたのは畑からその場で食べる・自然を丸ごと食べる。私達の食事はその収穫できる場でのびのびと出来る野での食事が、本当のスローフードで無いかとも思います。どんな食べ物でも意義がありその魅力が研究することにより増大すると思います。スローフードは種子の植え付けから始まりその食べ物の存在意義まで考えることにあると思います。我が家のもてなし料理は畑の恵の中にあるのです。よしむら農園に訪れる方には出来るだけベンチで憩っていただき1両電車の(小浜線が)見えるところで、自然の風が当たるところでお茶を飲んでいただきます。そのお茶も自家生産のお茶でささやかな中にでも本当のこの地の味を感じていただきたいと思っておリます。

5)  おいしく頂くためのルールは。食育の基本です。フランス料理にはフランス料理のテーブルマーや日本料理には日本料理のルールがあるように田舎にも田舎のルールがあると思います。田舎ルールとはなんだろうかと今も考え続けているんですが、あまり確固たる答えにめぐり合わないのですが、自然をそのまま頂くことでないかと思っています。つまり自然の味をそのまま届けられたらいいだろうか、生産者から直接お届けできればこんな良い事は無い。そんな思いで地産地消の取り組みに力を注いでおリます。お米を生産するだけでなく直接精米してお届けすることにより消費してくださる方の心を大地の恵の再生産に結びつけたい。そのような思いで地産地消に今後も取り組んで参りたいと思います。

6)  仲間をふやす。それも楽しめる仲間をふやして行きたい。私達よしむら農園だけでは微力です。少しでもよくなるためにはお互いが楽しめあうことが出来る仲間の応援や刺激、激励などを増やしていけたらよいと考えておリます。そのネットワークが私達の生活のレベルが高めることが出来又自分自身のレベルアップにつながると良いと思います。

○私達夫婦はその目標を達成するために夫婦協定を結びました。

身体に良い食べ物と心にやさしい食べ物を生産するにはそれぞれ夫婦の分担を決めて行こうと考えました。条項はきわめて簡単なものですが、定年後の夫婦の取り組みに無理が無いように又折角二人で取り組むスタートにふさわしい内容にしました。

○私達の農業の思いをアイアイの里だよりとしてお伝えしています。

アイアイの里だよりでは農作業中に気づいたことや、田舎の原風景にまつわること色々な材料が沢山あります。

視察に見える子供達に雛の持ち方、雛を田んぼに放鳥するための注意点を話して放鳥のお手伝いをしていただいてますが、そのときの子供達の顔を見ていますとたいへんやさしく興味のある動物愛護の心や、すがすがしい動物と共生するお米つくりへの関心の高さを感じます。更に『アイちゃんガンバッテ』『元気でね』掛語をしている姿を見るとこの経験をさせてあげることの意義を感じます。又講演で15分くらいの時間で子供達に『おいしいお米の出来るまで』と題して話をさせていただきます。そのときのパネルには自然でお米の成長に欠かせない水や自然の大切さや田んぼの生き物を大切にする農法の意味をさせていただきます。子供達は田んぼの中の生き物がお米つくりにどれだけ役に立っているか学んでいただきます。子供達は田んぼの生き物ミミズやカエルが食物連鎖に役立ち自然農法に関わりをもつ循環と共生の意義を少しずつでも理解いただけると思ってます。

 

 

○ホームページで農園の作業内容をお知らせしています。

ブログでのご報告を出来ればと想い取り組んでいます。なかなか更新が出来ないにのですが、少しでも多くの方への取り組がご紹介できればと思います。

 

 

○  産直市場や直接消費者に会うべく出かけて理解や自然の運び屋をしています。楽しいのは自分の作った野菜などを消費者の皆さんに販売しています。ひとつひとつ自分の作った作物の気持ちを込めて販売できることは幸せなことです。『おっちゃんまけといてや』と『気張って作ったンヤーからこれだけでこらえてや』『ほな次の時もこうてやー』こんな会話が楽しめるのも地産地消の意義を感じます。顔の見える産直市場で作物をまじめに作り販売できる喜びを感じることが出来ることにも感謝しています。

○  今までに数回取り組み内容の発表に機会をいただきました。一番遠い東京でしたが、私達の1年に2回は旅行をするという夫婦協定の約束実現に大変役立ちます。そして講演の手伝いや2人で話についての反応や感想などを検討しあって次回にはこうしたらよいのでないか、こういう話はやめたらいいのでないかなど検討をするにも意義を感じます。

 

○  悩みがあります。現在JAS有機の資格を取りその産物に証明を頂き販売していますが。年々監査が厳しくなり事務的な負担が相当強くなり、継続が困難になってきていることです。JAS有機農産物は日本全体で1,9%の部分でしかございませんが、需要はそれ以上の内容でありそれに見合うか報酬が得られず困っていると言う状況です。現在私達の五湖有機の会のメンバーの多くは年長者であり規模拡大どころか廃止・縮小の方ばかりで継続性も危ぶまれるくらいです。その理由は

1)JAS基準が年々きびしくなり・準備資料なども自己責任の基で増加してきている。

2)定年後の取り組みであり欲が少なくなってきている。

そんな中で事務よりも作物に時間をより多く使いたいと思う気持ちがあります。

最近でうれしかったこと

1)  妻の春子さんが私が田んぼの雑草で悩んでいるのを知って、和同式除草機40万の機械を買ってくれたことです。毎年農園の収益でわずかばかりの収益で機械や設備の充実を図っているんですが、今回農園の支出でなくて『私が田んぼに入ることが出来ないからせめて私の小遣いであなたの少しでも楽が出来るようにと買ってあげるわー』と買ってくれたのです。私もこれが欲しいと思っていたし、コウノトリの豊岡でも沢山の方が使用されていることも伺い嬉しくなり今年は全部の田んぼにこの除草機で対応できました。

2)  有機農業をすすめる仲間やよしむら農園のお米や野菜などを買っていただいていているお客さんが自宅に訪れて近況やお互いの悩みなどを話し合う機会が多くなりました。私の家のひさしの部分に簡単なベンチや机がおいてあります。そのベンチは田園や1両で走るJR小浜線、梅街道がよく見えてそこで私達の普段見慣れた風景に大変感動されるのと、そこで妻の春子さんの出す御茶やコヒー、食事時のもてなし又一緒に話し合うひと時に充実感を感じて訪問していただいたお方のお見送りをしてこれで良いのだー。とも持っていることです。私達も良く2人で出かけますが、そのとき受けたもてなしを一人一人に心を伝えられたら良いと思いますし、ホステス役の妻に感謝しています。

3)  お付き合いしています玉井よろず相談の方から2年後に福井県で全国有機農業研究大会を開催したいので是非あなたに計画から実行まで幹事として参画して欲しいと要請を受けて有機農業の仲間の発掘や参画を促す機会を得たことです。これは私一人が有機農業にがんばっても限界があるのと、能力の限界があります。活動が仲間とともに地球全体のことを考える必要にあるのですから、その機会や志を同じくする仲間と話し合えることが大変うれしいことです。玉井さんは県庁を退職されて農業に関係する情報伝達のほか伝統野菜、海外研修生受け入れのお世話、又講演の講師色色とボランテアで進められているにのですが、私がお会いしたり元気のある仲間とお話しするときほとんど玉井さんとつながっています。そんな方にお話や情報をいただけることにも感謝しているのです。

4)  私の田んぼは学生の通学路にあります。その学生が挨拶をしてくれるようになりました。」10年頃前までの子供達は声掛けしても知らん振りして釣りすぎる子供達が多くいましたが、最近は子供達か声を掛けてくらます。これは私の田んぼに生き物観察やアイガモの放鳥に又田植え体験に来てくれた子供さんがそのとき以来私の田んぼに関心を持ってみてくれているんだと嬉しく思います。先日もおじいさんに当る方から『吉村くん孫がお世話になってノー良いことをやってくれているんで感心するわ』話を聞きよかったなーと思うのと同時に出来たらあなたも孫のために有機農業を少しでも取り組んでくれたら嬉しいのにナー。と思いました。若狭町の環境についての機運が少しずつでありますがあがってきていると思いました。本当にうれしいことです。

5)  隣近所の若嫁さんが我が家のひさしのテーブルで御茶やコヒー、畑から摘んできたハーブテイを飲みながら毎月1回季節の食事で作る食べ物談義や実際に一品持ち寄りパーテイのおすそ分けをいただけること。これはおいしいこれはいけると感想を言うだけでは能が無く出来たらブログで皆さんに紹介できたらと思いを馳せます。

6)  県・町などの指導機関の方が熱心に私達を応援してくれること。普段頼れる素晴らしい方に恵まれていることです。これは本当にありがたいことです。ベンチャー企業や又経営相談など熱心な方にめぐり合えることは幸せなことで補助金をいくらか貰うよりどれだけありがたいことか知れません。指導については色々な形があると思いますが行政サービスのあり方はこのような形が望ましいのか知れません。先日福井県販売開拓課のお世話はで地産地消マッチング商談会に参加させていただきました。そのときそれぞれの事務所の方が熱心に農家の応援をする姿を見せて頂き本当にありがたく思うと同時に私達農家も頑張らなくちゃと想いを強くしました。

将来の夢

  自分達の持つ技術やノウハウを後継者に伝えたい。今よしむら農園にお手伝いに来てくれている方が3名ばかりいます。私達夫婦の年齢を重ねるたびに思います後継者問題の解決をしなければならないと考えます。まだまだ若いけど将来に夢を広げるために是非解決しなければならない課題だと思います。